冠婚葬祭まめ知識 葬式とお通夜のマナー

葬儀の中でも慌ただしい通夜

葬儀のマナーは、単にルールを知っておいて守るというだけでなく、家族に負担をかけないように注意しなければなりません。特に通夜では、家族は疲れています。しばらく具合が悪い状態が続いた故人をケアしてきた家族は、心身共にすり減っているのです。長い間入院していて、看病をしていた、という場合ではなくても、親しい人をなくした家族というのは、心理学的にもかなりなストレスがかかっているのだそうです。十分に思いやって、気を使いすぎるくらいに使っても足りないくらいだと思います。わたしが祖母を亡くしたときは、まだ幼かったのでわたし自身に負担はなかったはずなのですが、悲しみにくれている母親の姿を見たり、慌ただしく親戚が集まってくる様子を見ていると、何かとんでもないことが起こっているのではないかと怖くなったものです。お葬式が済んだあと、わたしはストレスでしばらく具合が悪くなってしまいました。このように、家族には、外部には見えないストレスがあると思います。

なので、参列する人は、なるべくさっと済ませてあげるのがいいと思います。亡くなった原因などは、つい興味を持ってしまうものでしょうが、この席で聞くことではありません。ただもしも、家に上がって顔を見てあげてください、と言われたら、遠慮はせずにあがらせていただいた方がいいでしょう。でも、お顔を拝見してお別れを言ったら、なるべくすみやかに退出しましょう。ご家族へのねぎらいも忘れないようにしたいです。

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